ニュートラルワークスは、「自社採用サイト運用への取り組み」に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。
調査の概要と結果は以下のとおり。
- 調査対象:採用サイトを運営する企業に所属する担当者
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2022年10月11日〜10月20日
- サンプル数:149名
自社の人材採用活動で、実務上の課題はどれですか
53.7%と全体の約半数が、採用活動において「時間や手間がかかる」という点を課題視していることが分かった。次いで、「人材採用に詳しい人が社内に不足している」ことが挙げられ、採用活動に割かなければならないリソースの大きさと専門知識を持つ人材不足の課題が顕著となった。
自社の人材採用活動で、採用面での課題はどれですか
採用面では、「候補者の量が集まらない」が44.3%、次いで41.6%が「候補者のスキルが求めているものより低い」と回答した。採用段階で、そもそも応募者数が満足に獲得できていないことと、応募者のスキルの低さという、量と質の両面において課題を抱えている企業が多いことが分かった。
採用サイトで大切だと思う要素は何ですか
「質の良い候補者を集める為のコンテンツ」が大切だと回答する人が56.4%と最も多く、次いで「多くの候補者を集める為のコンテンツ」が34.2%となった。現在多くの企業が課題に感じている「採用応募者の量と質」という内容とリンクした結果となった。
採用サイトを運用する上での課題を教えてください
43%が「どのようなコンテンツが候補者の為になるか分からない」と回答した。前問で、採用サイトにおいて質の良い候補者を集めるコンテンツが重要と挙げる一方、どのようなコンテンツであれば候補者のニーズと合致するのかを把握しきれていない企業が多いことも分かった。
採用サイト制作を外部発注していますか
採用サイト制作を外部発注しているのは18.8%。採用サイト制作を外部へ委託することは、求めている人材の確保と実務面での手間や人的リソースの問題の解決に有効である一方で、外部へ委託していない企業の中には「外注予算の確保が難しい」という意見も多くみられた。
なお、同調査の全結果データは、ニュートラルワークスのWebサイトで確認できる。
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