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休職理由は「人間関係不和」が56.4%で最多、産業医との対応に不満の声も―メンタルヘルステクノロジーズ調べ

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 メンタルヘルステクノロジーズは、休職者と産業医との実態調査を実施し、その結果を発表した。

 調査の概要と結果は以下のとおり。

  • 調査方法:リサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
  • 調査期間:2022年10月5日〜10月6日
  • 有効回答数:メンタル不調を原因に休職した経験がある会社員110名

休職をした背景、「人間関係不和」が56.4%で最多 続いて「長時間労働」が47.3%

 「Q1.あなたが休職をした背景を教えてください(複数回答)」(n=110)と質問したところ、「人間関係不和」が56.4%、「長時間労働」が47.3%だった。

他にも「上司のパワハラ」や「極度の疲労感や無力感」という理由も

 Q1で「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q2.Q1で回答した以外に、休職をした理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=104)と質問したところ、「上司のパワハラ」や「極度の疲労感や無力感」など54の回答を得られた。

休職に至るまでに約半数が、会社と「休職期間について」や「業務の引き継ぎについて」の調整を実施

 「Q3.休職に至るまでに行った、会社との調整内容を教えてください。(複数回答)」(n=110)と質問したところ、「休職期間について」が52.7%、「業務の引き継ぎについて」が48.2%となった。

休職するまでに行った会社との調整の満足度は60.8%

 Q3で「会社との調整は全く行っていない」「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q4.休職するまでに行った会社との調整の満足度を教えてください。」(n=97)と質問したところ、「かなり満足している」が16.5%、「やや満足している」が44.3%だった。

休職中に関わった人物は、約7割が「上司」と回答

 「Q5.あなたが休職中に関わった方をお選びください。(複数回答)」(n=110)と質問したところ、「上司」が69.1%、「同僚(会社の仲間)」が52.7%となった。

休職中に上司と関わった半数以上が、「現在の仕事の状況や悩み」を相談

 Q5で「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q6.あなたが休職中に関わった方との相談内容を教えてください。」(n=106)と質問したところ、上司へは「現在の仕事の状況や悩み」が53.9%、同僚(会社の仲間)へは「現在の仕事の状況や悩み」が58.6%、産業医へは「心身の状態について」が73.8%という回答となった。

他にも「どう復帰していくか」や「退職について」などを相談した人も

 Q5で「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q7.Q6で回答した以外の相談内容があれば、教えてください。(自由回答)」(n=106)と質問したところ、「どう復帰していくか」や「退職について」など46の回答を得られた。

休職時の産業医との関わりにおいて、42.7%が「企業側の意見を尊重している」ことに不満の声

 「Q8.産業医との関わりにおいて、あなたが休職時に抱えていた悩み・不満を教えてください。(複数回答)」(n=110)と質問したところ、「企業側の意見を尊重していると感じた」が42.7%、「連絡頻度が多く負担になった」が34.5%となった。

休職経験者として産業医に求める姿勢、「職場との調整を積極的に行ってほしい」や「少なくとも面談時は社員側に寄り添うべき」など

 「Q9.休職経験を踏まえ、産業医に求める姿勢を教えて下さい。(自由回答)」(n=110)と質問したところ、「職場との調整を積極的に行ってほしい」や「症状と休職期間の目安ガイドライン」など59の回答を得られた。

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労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

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