学情は、2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、「内々定の獲得状況」を調査し、その結果を発表した。
調査の概要と結果は以下のとおり。
- 調査期間:2022年12月26日~2023年1月4日
- 有効回答数:412件
- 調査方法:インターネットでのアンケート調査
12月末時点の内々定率は17.9%。1ヵ月で9.2ポイント増
2024年卒学生の1月度の内々定率(12月末段階)は17.9%となった。11月末時点から1ヵ月で9.2ポイント増と大きく伸びた。
文理別では、理系の内々定率が20%超に。文系16.2%、理系21.3%と、理系が文系を上回っている。
内々定企業の業種は、「IT・ソフトウェア・インターネット」が最多
内々定企業の業種は、「IT・ソフトウェア・インターネット」が24.4%でトップだった。続いて、「教育・福祉・その他サービス」が16.3%、「情報・調査・コンサルティング」が15.2%となった。
内々定を獲得している学生のインターンシップ平均参加社数は「7.96社」
内々定を獲得している学生のインターンシップ平均参加社数は「7.96社」であるのに対し、内々定未獲得学生の平均参加社数は、「5.86社」となった。内々定ありの学生は、内々定なしの学生よりも、平均2.1社多くインターンシップに参加していることが分かった。
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