Suneightは、TikTok採用に関する実態調査を実施し、その結果を発表した。
調査の概要と結果は以下のとおり。
- 調査概要:TikTok採用に関する実態調査
- 調査方法:リサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
- 調査期間:2022年10月25日〜10月25日
- 有効回答数:TikTokを活用した採用活動を行う人事担当者111名
TikTokを活用した採用活動の実施理由として、約半数が「拡散力がある」や「文字よりも社内の雰囲気が伝えやすい」と回答
「Q1.TikTokを活用した採用活動を実施している理由を教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「拡散力があるから」が49.5%、「文字よりも社内の雰囲気が伝えやすいから」が48.6%、「誰でも簡単に動画を作れるから」が36.9%となった。
「採用手法の拡大」や「年代を比較的絞れるので統計分析がしやすい」などの理由も
Q1で「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q2.Q1で回答した以外にTikTokを活用した採用活動を実施している理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=109)と質問したところ、「採用手法の拡大」や「年代を比較的絞れるので統計分析がしやすい」など43の回答を得られた。
TikTokを活用した採用活動に、88.3%が効果を実感
「Q3.あなたは、TikTokを活用した採用活動に効果を感じていますか。」(n=111)と質問したところ、「非常に感じている」が19.8%、「やや感じている」が68.5%となった。
TikTokを活用した採用活動で、72.4%が「応募人数が増えた」と効果を実感
Q3で「非常に感じている」「やや感じている」と回答した人に、「Q4.あなたは、TikTokを活用した採用活動でどのような効果を実感していますか。(複数回答)」(n=98)と質問したところ、「応募人数が増えた」が72.4%、「面接通過率が向上した」が35.7%、「認知が拡大した」が30.6%だった。
「裾野の拡大」や「親しみを持ってくれる」などの効果を感じる声も
Q4で「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q5.Q4で回答した以外にTikTokを活用した採用活動に対して効果を実感していることがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=97)と質問したところ、「裾野の拡大」や「親しみを持ってくれる」など36の回答を得られた。
TikTokと求人広告での採用者比率、TikTokが6.4ポイント高い結果に
「Q6.TikTokを活用した採用活動と求人広告の運用を比較すると、どちらのチャネルを経由した採用者が多いですか。」(n=111)と質問したところ、「TikTok」が44.2%、「求人広告」が37.8%となった。
TikTok活用のメリット、「文字や画像よりも強みが伝わりやすい」が57.9%で最多
「Q7.TikTokの活用は求人広告の運用と比較して、どのようなメリットがありますか。(複数回答)」(n=107)と質問したところ、「文字や画像よりも強みが伝わりやすい」が57.9%、「コンテンツがストックされる」が45.8%、「文字や画像よりも雰囲気が伝わりやすい」が36.4%だった。
TikTokを活用し始めてから、47.6%が「3ヶ月の間で採用の月単価が求人広告の運用時よりも低くなった」と回答
「Q8.TikTokを活用し始めてから、どれほどの期間で1ヶ月あたりの採用単価が求人広告の運用時よりも低くなりましたか。」(n=107)と質問したところ、「4ヶ月目」が20.6%、「3ヶ月目」が29.0%となった。
TikTokを活用した採用活動を実施する約6割の人事担当者が、「現在はTikTokのみの運用を行っている」と回答
Q8で「求人広告の運用時よりも採用単価は高い」「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q9.現在のTikTokと求人広告の運用について教えてください。」(n=104)と質問したところ、「現在はTikTokのみの運用を行っている」が55.7%、「TikTokと求人広告の運用を併用している」が43.3%だった。
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