パナソニック ソリューションテクノロジーが提供する長時間労働抑止システム「Chronowis(クロノウィズ)」は、タレントマネジメントシステム「HRBrain」とシステム連携を開始した。
HRBrainに登録されている従業員情報をChronowisへ取り込むことで、従業員情報の二重管理が不要になり、人事・労務担当者による入力ミスや登録の手間を削減する。Chronowisのアカウント発行・削除にかかる業務負荷も軽減され、より効率的な労務管理が可能になる。
これまで、利用企業の人事・労務担当者は、従業員データベースや人事情報などを参照しながら手作業でアカウントを管理する必要があった。また、異動などで従業員情報の変更が発生した際は、マスターとなる従業員データベースに登録されている情報とChronowisに登録されている情報を二重に更新していた。
今回の連携により、HRBrainの利用企業は、HRBrainに登録されている従業員情報をCSV連携でChronowisへ取り込むことが可能になる[1]。担当者は、従業員情報の二重管理や入力ミスを防止できるほか、HRBrainの利用企業が初めてChronowisを導入する際はChronowisのアカウント発行にかかる業務を効率化できる。
Chronowisは、パソコンの利用制限と稼働ログで長時間労働の抑止を支援する。
注
[1]: HRBrainから従業員情報をCSVファイルでダウンロードし、Chronowisへのアップロードが必要。
【関連記事】
・「カオナビ」と長時間労働抑止「Chronowis」が連携―パナソニック ソリューションテクノロジー
・「HRBrain 360度評価」β版を今秋提供開始、データ活用による人材育成など支援―HRBrain
・労務管理クラウド「HRBrain 労務管理」を今秋提供、年末調整などをペーパーレス化し効率化を支援―HRBrain