ジェイックは、同社が運営する「新卒カレッジ」にて、2024年卒業予定者を対象に「就職活動の状況に関する24卒学生アンケート」を実施した。
就職活動で利用したSNSは「LINE」が最多
「就職活動において利用したSNSをすべて教えて下さい」と質問したところ、「LINE」(40.5%)が最多であった。次いで「利用していない」(33.6%)、「YouTube」「X(旧:Twitter)」(同率26.7%)となった。
また、「就職活動においてSNSを利用しなかった方は、なぜ利用しませんでしたか」と自由記述で質問したところ、次のような回答が寄せられた。
- それ(SNSを利用する)なら、ふつうにサイトを使う
- 上記のSNSは信頼性が低いと感じているため
- (私生活で)SNSを使っていないため
- 知人の紹介と信頼している人材紹介しか使わないと決めているため
- 不安だから
- 信用できない
- 別に利用する必要がないから
活用方法はSNSによって異なる傾向
「それぞれのSNSを、どんなことに活用しましたか?」と質問したところ、「LINE」は、「企業との連絡」(43.1%)と最多、次いで「本選考のエントリー」(19.4%)となり、主に企業との連絡で活用されていることがうかがえた。
一方で、「YouTube」「X(旧:Twitter)」「Instagram」は、いずれも「企業研究」が30%超えであった。また、「YouTube」と「X(旧:Twitter)」では、「面接対策」「社風を知る」が20%台、「Instagram」では「社風を知る」が28.6%と、SNSによって活用方法が異なる傾向が見られた。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査名称:就職活動の状況に関する24卒学生アンケート
- 調査対象:当社の新卒向け就職支援サービス「新卒カレッジ」に登録した2024年卒業予定者
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:Webアンケート
- 調査期間:10月13日~17日
- 回答者数:130名
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