ファインディは、IT/Webエンジニアの評価に関する調査を実施した。
エンジニアとビジネスサイドで評価制度が異なっていると満足度が高まる
「エンジニアとビジネスサイドで評価項目や方法に違いがあるか」と質問したところ、45.68%が「違いがある」と回答した。加えて、ビジネスサイドとは異なるミッションを担っているシステム開発部門では、開発現場に特化した評価・査定方法が採用されている場合、評価に対するエンジニアの納得度は高まる傾向があった。
約半数のITエンジニアは査定項目を知らないまま入社している
「転職活動時に候補企業の評価・査定の評価項目を知りたいか」と質問したところ、「詳細まで知りたい」(24.94%)、「大枠を知れれば良い」(63.33%)と約9割が「知りたい」と回答した。
一方で、「現職入社時に評価項目を知っていたか」という質問では、「全く知らなかった」(29.10%)、「ほとんど知らなかった」(25.67%)の計45.23%が「知らなかった」と回答する結果となった。
転職活動時に入社意欲が下がる評価項目を聞いたところ、「出社頻度によって評価が変わる」(67.48%)が最多。次いで、「最終評価者がエンジニアリングを理解してくれない」(62.84%)、「スキルの高さや技術面での成長を評価してくれない」(60.39%)と続いた。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査期間:2023年11月24日~30日
- 分析対象回答数:471 (Findy登録ユーザーを対象に実施)
- 調査主体:ファインディ株式会社
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