ユームテクノロジージャパンは、パトスロゴスと協業を開始した。
ユームテクノロジージャパンが提供するオンライン学習プラットフォーム「UMU」と、パトスロゴスが提供するHR共創プラットフォーム「PathosLogos」は、企業が抱える従業員のスキル向上や育成施策の効果測定への課題に対応するため、データ連携を強化。AIを活用した教育の実現を軸に、企業の人的資本経営をより一層支援するという。
連携による施策は次のとおり。
研修成果と業績評価の相関分析
研修プログラムの完了状況やテスト結果と、従業員の業績評価データを統合し、研修が業績にどのように影響を与えているかを定量的に分析。これにより、効果的な研修プログラムを特定し、業績向上に直結する学習施策を強化するという。
従業員のスキルギャップ分析に基づいた自動研修提案
データ連携により、各従業員のスキルプロファイルやパフォーマンスデータを分析し、必要なスキルを補うためのコンテンツを自動的に提案。これにより、従業員1人ひとりに最適化された学習プランが提供され、スキルの向上が促進されるという。
学習成果とエンゲージメントの統合分析
研修プログラムの実施状況とエンゲージメントサーベイの結果を比較分析し、従業員のモチベーションや業務パフォーマンスに直結する教育施策の効果を評価する。このデータを基に、教育計画のPDCAサイクルを回し、効果的な学習戦略を立案するという。
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