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企業研究に使う媒体は「企業サイト」が最多 決め手となる情報源は「対象企業の現役社員」—ガロア調べ

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 ガロアは、日本全国の学生を対象に、学年別の就職活動の状況や企業研究の手法に関する調査を行った。

学年別の就職活動開始割合(8月時点)

 現在の就活の状況を質問した結果、3学年の68%、4学年の70%が就職活動を開始していることが分かった。新卒求人募集のメインターゲットとなる「3年生」のうち、情報収集から就職活動を開始しており応募はまだしていないという学生が最も割合として多い。8月時点で内定承諾まで就職活動を進めている3年生はわずか3%で、どちらかと言うと始めたばかりの学生が多い結果となった。

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企業研究の方法

 就職活動を開始している学生に対し、どのような手法で企業研究を行っているかを質問したところ、最も多い回答は「企業のサイト」であった。気になる企業を見つけた学生は、次のアクションとしてより詳しい情報を得るため、コーポレートサイトをはじめとしてさまざまな媒体を用いて、信頼性の高い情報を探す傾向があることが分かる。特に近年では、SNSや動画での情報収集をする学生が増え、旬な情報やリアルな情報、文字では伝わらない空気感などを知ろうとする行動が目立ってきている。

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入りたい企業の特徴・条件

 どんな会社に入りたいか思うかを聞いたところ、「給料や待遇が良い」という回答に意見が集まった。一方で、給料や待遇を第1優先にしていない学生も7割以上おり、自分にとって働きやすい環境か、望んだ仕事ができそうかなどを最優先している学生も多い。

 そのため、就活生は企業研究で企業サイトを訪れて給料や待遇、ビジョンなどに関する情報を探す中で、どんな人間がどのように働いているかなどの情報も探しに行っていると考えられる。自社の賃金がストロングポイントとなりうるかを考慮したうえで、多角的にPRすることが必要であるという。

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入りたくない企業の特徴・条件

 前問の条件を満たしている会社でも応募したくないと思う場合には、どんな特徴があるかを質問をしたところ、「給料が低く待遇が悪い」が最多となった。また、どんなに賃金が良くとも、社員の仲が悪い・サービス残業が蔓延している・パワハラ気味の上司がいるといった特徴がある場合は、入りたくないと判断されることが分かった。

 これらの情報は、噂や口コミサイトなどの不確かな情報にも学生は目を通していると考えられる。企業サイトや就職情報サービスではマイナス要素への不安が払拭できないため、自社の雰囲気を伝える方法は用意しておくべきだという。会社内部のリアルな様子を伝えるには、SNSや動画コンテンツ、座談会、インターンなどの方法が考えられる。

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信頼にたると判断できる情報源

 企業研究をするうえで、最も信用できる情報はどのような情報源かを質問したところ、「対象の会社の現職社員の情報」や「対象の会社と関わりある知人からの情報」という回答に意見が集まった。OB・OG訪問や、インターンシップ、企業説明会など社員と学生が関われる場をつくることが効果的な訴求となることが分かる。

 そのほか、口コミや情報サイト、プライベートでの会話など会社がコントロールできない部分の情報はある程度信頼できると判断される。そのため現職社員への待遇や、顧客対応など、普段の企業活動の質を向上させることが、間接的に人材確保を有利に働かせるという。

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 なお、調査の概要は次のとおり。

  • 調査期間:2024年8月19日~25日
  • 調査対象:全国、ガクセイ協賛に登録する約800校の学生
  • 調査方法:インターネット調査
  • 対象者数:4年制・短期大学・専門学校を含む学生1483名
  • 対象属性:女性833人、男性576人、性別未回答19人

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労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

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