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26卒の10月インターン参加率は44% 情報収集に使うSNSは「TikTok」が増加—マイナビ調べ

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 マイナビは、26卒予定の全国の大学生・大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2026年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(10月)」の結果を発表した。

10月単月でのインターンシップ・仕事体験の参加率は44.1%

 10月単月でのインターンシップ・仕事体験の参加率は44.1%で、前月より27.3ポイント減少した。

 また、特に就業体験のあるプログラムへの参加率が下がっており、期間が「半日・1日」のプログラムは38.0%で前月比14.3ポイント減、「2~4日程度」のプログラムは6.4%で前月比15.8ポイント減、「5日以上(1週間程度)」のプログラムは3.5%で前月比12.3ポイント減となった。10月から授業が再開する大学が多いため、それに伴い就業体験のあるプログラムや複数日程を要するプログラムへの参加が難しくなったことが考えられるという。

インターンシップ・就活の情報収集に使うSNSは「TikTok」が2年連続増加

 SNS・ソーシャルメディアのうち、インターンシップ・就職準備の「情報収集」に使っているものを聞くと、「LINE(公式アカウントなどのトーク機能を利用)」が最も多く45.6%となった。また、今回の調査で「TikTok」と回答した学生が12.9%となり、24卒では5.1%、25卒では7.7%と徐々に増加している。

 総務省のデータによると、令和5年度の主なソーシャルメディア系サービス/アプリなどの利用率において、TikTokは32.5%となっており、こちらも年々増加している。

 年代別では、10代が70.0%、20代が52.1%と半数以上が利用しているため、就活準備でも活用している割合が増えている可能性があるという。

情報収集のスタンスは、能動的に探す学生が66.9%

 企業を探すうえでの情報収集のスタンスについて、「自ら検索や調査をして情報を探す」が38.9%、「どちらかというと自ら検索や調査をして情報を探すことが多い」が28.0%と、合わせて66.9%が能動的に情報収集をしている結果となった。SNSの閲覧履歴などを元にしたレコメンド機能の発達で、日々さまざまな情報を目にする機会が多くなっているが、自己分析や業界理解、インターンシップなどの情報は能動的に探す学生が多いことが分かる。

企業情報を自分で探す難しさは「情報が多すぎて整理できない」が7割

 企業情報を自分で探す際にどのような難しさを感じるか聞くと、「情報が多すぎて整理できない」が最も多く72.4%だった。前述の情報収集のスタンスに関する質問において、情報を自分で探す学生が多いものの、情報量の多さに難しさを感じる学生が多いことがうかがえる。

 なお、調査の概要は次のとおり。

  • 調査期間:2024年10月20~31日
  • 調査方法:マイナビ2026の会員に対するWebアンケート
  • 調査対象:2026年3月卒業見込みの全国の大学生、大学院生
  • 調査機関:同社調べ
  • 有効回答数:1908名(文系男子361名、文系女子763名、理系男子406名、理系女子378名)

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労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

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