学情は、企業・団体の人事担当者を対象にインターネットアンケートを実施し、「多様な人材の活躍」に関して調査した。
多様な人材の活躍を推進する目的は「定着率を高めるため」が最多
多様な人材の活躍を推進する目的を質問すると、「定着率を高めるため」が21.1%で最多となり、次いで「経営戦略を実現するため」が17.4%、「業績を拡大するため」が15.1%、「職場としての魅力を高めるため」が14.6%と続いた。
「海外市場獲得に力を入れることになったため、これまで社内にいなかった人材やなかった能力を求めている」「組織活性化のため、多様な人材に活躍してもらいたい」「業績拡大のためには時代に合わせた迅速な対応が重要だと考えているため、多様な人材を求めている」「職場としての魅力を高めることで、採用の場面で他社との差別化を図りたい」といった声が寄せられた。
多様な人材の活躍のために取り組んでいることは「有給休暇取得の奨励」
多様な人材の活躍のために取り組んでいることを聞いたところ、「有給休暇取得の奨励」76.4%が最も多く、次いで「時間外労働(残業)の削減」が67.9%、「男性の育休取得支援」が51.4%、「長時間労働の是正」が51.2%、「テレワークの実施」が34.5%、「時間単位の有給休暇の取得」が32.8%と続いた。
なお、調査の概要は次のとおり。
- 調査期間:2025年1月10~23日
 - 調査機関:学情
 - 調査対象:企業・団体の人事担当者
 - 有効回答数:461件
 - 調査方法:Web上でのアンケート調査
 
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