同調査は11月2日~15日の期間に、大学生/大学院生約1200名を対象に実施しており、今回は回答者の約8割を占める上位校所属の大学生/大学院生約900名の調査結果を発表している。
【上位校】
「東京一工」:東京大学・京都大学・一橋大学・東京工業大学
「早慶上智」:早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学
「旧帝大」:北海道大学・東北大学・名古屋大学・大阪大学・九州大学
「有名国立」:筑波大学・東京外語大学・お茶の水女子大・千葉大学・横浜国立大学・神戸大学
「GMARCH」:学習院大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学
「関関同立」:関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学
就職活動を開始する時期を尋ねたところ、6~7月に開始したという回答が最も多く(38.26%)、2019年度卒業予定と比較して約5%増加した。また、10月以降に就職活動をした2020年度卒の学生は10.05%で、2019年度卒と比較して約7%減少している。
サマーインターンシップ参加後に本選考に進む学生の割合は、2019年度卒と比較して約5%増加しており、実情としてサマーインターンシップが企業にとっての採用活動の主戦場になっていることがうかがえる。
11月中旬時点での状況を尋ねた質問では、約4割の学生が「志望業界を複数に絞っている」と答えており、春に業界を絞らずサマーインターンシップを望んだ学生が、秋以降にインターンシップでの経験をもとに、自分に合っている業界を複数に絞ろうとしていることが明らかになった。