「部下を燃え尽き症候群にしないために上司が気を付けるべき6つのポイント」は、世界保健機関(WHO)が先ごろ、燃え尽き症候群(バーンアウト)を正式な医学的診断名として認定したことを受けて発表したもの。WHOのハンドブックでは、燃え尽き症候群(バーンアウト)の症状として、仕事に対してやる気が出ず疲労感を感じる、仕事に対して精神的距離感を感じるようになる、仕事に関して消極的または悲観的になる、仕事で十分に能力を発揮できなくなるなどが挙げられているという。
ヘイズは、従業員が健全かつバランスの取れた形でより前向きに仕事ができるよう、経営者や管理職が取り組む必要があるとし、次の6項目を示している。
- 管理職から部下へのメールは勤務時間内に
- 労働時間ではなく、仕事の質を評価
- 批判的にならない
- 部下に休みを取るように促す
- 長時間労働が習慣化した部下が生み出す余計な作業をチームに浸透させない
- 良い手本となる
ヘイズの発表では、上記6項目の内容や、仕事中毒になる従業員の兆候や潜在的要員などを知ることができる。