学情は、20代の仕事観や働く意識をひも解くために、「同期入社」に関してアンケート調査を実施した。
同期入社がいるか意識する20代は6割以上
転職の際に同期入社(同時期入社)がいるかを「意識する」と回答した人は、22.0%となった。「どちらかと言えば意識する」(39.1%)を合わせると、6割以上の20代が転職において同期がいるかを意識していることが分かる。「同期がいるほうが心強い」「同期はライバルであると同時に、相談相手でもあると思う」「同期がいるほうが切磋琢磨できそう」「同期がいるほうがなじみやすいと思う」といった声が寄せられた。
また、同期入社がいると、「志望度が上がる」と回答した人は14.9%であった。「どちらかと言えば志望度が上がる」(30.3%)を合わせると、4割以上の20代が同期入社がいる企業は志望度が上がるという結果になった。「同期がいないと志望度が下がるわけではないが、いるとうれしい」「一緒にスタート地点に立つ人がいると安心できる」といった声があった。
嬉しい点は「同期で助け合うことができる」が最多
同期入社がいると嬉しい点を聞いたところ、「同期で助け合うことができる」(77.4%)が最多。次いで、「同期で交流ができる」(67.7%)、「同期がいるほうが心細くない」(61.6%)が続いた。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査期間:2023年7月25日~8月2日
- 調査機関:株式会社学情
- 調査対象:20代社会人(20代専門転職サイト「Re就活」サイト来訪者)
- 有効回答数:363名
- 調査方法:インターネットでのアンケート調査
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