学情は、2025年3月卒業(修了)予定の大学生と大学院生を対象に、「選考」についてインターネットアンケートを実施した。
約半数が第1志望以外の企業にも「第1志望だと伝える」
第1志望ではない企業から志望順位を聞かれた際に、「第1志望だと伝える」と回答した学生は52.5%であった。約半数の学生は、志望順位にかかわらず「第1志望」と伝えることが分かる。「第1志望群だと伝える」と回答した学区は34.2%であった。
「第1志望だと伝える」と回答した学生からは、「企業に良い印象を持ってほしい」「熱意を伝えたい」「全社第1志望のつもりで受けている」といった声が寄せられた。また、「第1志望群だと伝える」と回答した学生からは、「正直に言ったほうが、力を発揮できると思う」「志望順位はある程度リアルに伝えておいたほうが、内定を得た後、承諾を待ってもらえると思う」といったコメントがあった。
複数の内々定を持っていることについて「抵抗を感じる」学生は約3割
同時に複数の内々定を持っていることについて聞いたところ、「抵抗はない」(29.4%)が最多であった。「あまり抵抗はない」(22.3%)を合わせると、約半数が複数の内々定を持つことに「抵抗はない」と答えている。「入社する企業を1社に決めるまでは、複数の内々定を持っておきたい」「他の学生も複数の内々定を持っている」などのコメントが寄せられた。
一方で、「抵抗がある」「やや抵抗がある」と回答した学生は、約3割。「本当にその企業に入社したい学生が内定を得られないと、申し訳ない」「インターンシップなどで人事担当者にお世話になった企業は、内々定を保留しないでおきたい」といった声があった。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査期間:2024年3月27日~2024年4月4日
- 調査機関:株式会社学情
- 調査対象:「あさがくナビ2025」へのサイト来訪者
- 有効回答数:354件
- 調査方法:Web上でのアンケート調査
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