SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

直近開催のイベントはこちら!

HRzine Day 2024 Winter

2024年2月1日(木)12:00~17:40

主要製品スペック一覧

人事業務の効率・確度・精度を高めるために欠かせないHRテクノロジー。その主な製品の機能を分野ごとに比較できる資料群です。製品検討の参考資料としてご活用ください。

人事労務管理システム<br>主要製品スペック一覧 2023

人事労務管理システム
主要製品スペック一覧 2023

その他のスペック一覧

タレントマネジメントシステム<br>主要製品スペック一覧 2023

タレントマネジメントシステム
主要製品スペック一覧 2023

採用管理システム<br>主要製品スペック一覧 2023

採用管理システム
主要製品スペック一覧 2023

HRzineニュース

76.9%の学生が「内定式までに配属先を知りたい」と回答、時期が遅いと辞退を検討―インタツアー調べ

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
  • hatena

 インタツアーは、25~27卒学生を対象とした「『配属ガチャ』についての意識調査」を実施し、その結果を発表した。

「内定式までに配属先を知りたい」学生は8割近くに上る

 設問1では、配属先を告知されるタイミングについて希望を聞いた。最も回答が多かったのは「内定通知~内定式」(65.1%)だった。以下、「内定式後~入社式」(16.7%)、「入社研修の間」(3.8%)が続き、入社までのスケジュールで後になるほど希望者が減少。「希望無し」はわずか2.6%となった。

 一方で、「事前にわからないとエントリーしない」は11.8%と1割以上存在している。内定式までに配属先を知りたい学生は合計76.9%と8割近くに及び、より早期に配属先を知りたいという希望が強いことが分かる。対比となる企業側の配属通知時期については具体的なデータはないが、内定式後、あるいは入社後に配属先を示すのが一般的とみられ、学生の感覚とのギャップが大きいと考えられる。

グラフ1
[画像クリックで拡大表示]

6割以上の学生が「配属先を知る時期が遅いと辞退を検討する」

 設問2では、配属先の告知が希望の時期よりも遅い場合に、辞退などを検討する要因となるかどうか、志望度に与える影響を聞いた。「内定承諾保留や内定辞退の要因になる」と答えた学生は29.9%で、「内定辞退を検討する要因になる」(31.1%)と合わせて6割以上の学生が志望度に影響を受けると回答した。

グラフ2
[画像クリックで拡大表示]

 この回答を、設問1とクロス集計をすると、より傾向ははっきりとする。「内定式までに配属先を知りたい(内定通知~内定式)」学生だけを見ると、「内定承諾保留や内定辞退の要因になる」(33.9%)、「内定辞退を検討する要因になる」(35.6%)、合計69.5%とほぼ7割の学生が志望度に影響を受けると回答。売り手市場の影響を受けて内定承諾後でも辞退する学生が増加しており、配属先の告知時期は最終的な入社の決断要因となり得ることが分かる。

グラフ3
[画像クリックで拡大表示]

「希望の勤務地でなければ辞退する」学生は43.0% 地域限定社員に関心約6割

 設問3では勤務地についての考え方を聞いた。「希望の勤務地でなければ辞退する」が43.0%を占め、勤務地が入社企業選びの大きな軸の一つとなっていることがうかがえる。

グラフ4
[画像クリックで拡大表示]

 また、設問4では勤務地を限定できる「地域限定社員」についてどう思うかを聞いた。地域限定社員に「エントリーする可能性がある」(30.1%)、「興味がある」(29.6%)と前向きな反応が6割近くとなった。その一方で「地域限定社員については知らない」と答えた学生も約2割存在し、こうした雇用制度についてはまだ認知が拡大している途上と考えられる。

グラフ5
[画像クリックで拡大表示]

「希望の部署・職種でなければ辞退する」学生は36.0% ジョブ型雇用に関心5割以上

 設問5では企業選びの際の部署や職種についての考えを聞いた。「希望の部署・職種でなければ辞退する」と回答した学生は36.0%で、設問3の勤務地についての回答と比較すると、部署・職種についてのこだわり度は低い結果となった。

グラフ6
[画像クリックで拡大表示]

 また、設問6では職種を限定できる「ジョブ型雇用」についてどう思うかを聞いた。「ジョブ型雇用にエントリーする可能性がある」(24.2%)、「ジョブ型雇用に興味がある」(30.6%)となり、ジョブ型雇用について関心がある学生は5割を超えた。一方、「ジョブ型雇用については知らない」と答えた学生も31.2%に上り、学生の選択肢としてはいまだ拡大の途上であると考えられる。

グラフ7
[画像クリックで拡大表示]

 なお、同調査の詳しい結果は「インタツアー」サービスサイトからダウンロードできる。

 同調査の概要は次のとおり。

  • 調査対象者:25・26・27卒大学生
  • 調査母数:2万3514名(文系学生2万2038名、理系学生1476名)
  • 回答数:958名
  • 調査方法:「インタツアー」マイページまたはSNS経由によるWebアンケート
  • 調査期間:2024年1月22~31日

【関連記事】
配属先の告知は「内定式後~入社式」が最多 24卒の約7割が「遅い」と感じている—インタツアー調べ
新卒採用動向を調査 配属先を「入社式以前」に伝えている企業が半数以上—ProFuture調べ
選考時に配属先を知りたい学生は約8割も新卒採用でジョブ型を導入しない・未定の企業は7割以上—i-plug調べ

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
  • hatena
関連リンク
HRzineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

HRzine編集部(エイチアールジンヘンシュウブ)

労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
  • hatena
HRzine
https://hrzine.jp/article/detail/5619 2024/04/02 17:40

Special Contents

AD

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

2024年2月1日(木)12:00~17:40

イベントカレンダーを見る

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング