同調査は3月1日~ 3月10日に、新卒向け就職情報サイト「あさがくナビ」ユーザーへのインターネットアンケートとして実施された。回答者数は、2021年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生1005人。
内々定率は15.6%と、前月から3.4ポイント増えた。文系は13.2%(同0.8ポイント増)、理系は19.8%(同8.0ポイント増)となり、理系学生の内々定率獲得が進んでいる模様だ。
ただし、就職活動率は74.8%と、前年を大きく下回る水準。新型コロナウイルス感染症の影響で活動をスタートできていない学生が一定数おり、数字を押し下げたと考えられると、学情では見ている。
内々定獲得者の、内々定社数(1人あたり)平均は1.33社。内々定獲得の業界は、1位がIT・ソフトウェアで26.3%。教育・その他サービスが14.8%と続く。
学情のWebサイトで配布している資料(PDF)には、これらのデータのほか、「内定(内々定)を得た企業に、インターンシップエントリーやプレエントリーしたのはいつ頃ですか?」「内定(内々定)を得た企業について、最終面接はいつ頃受けましたか?」といった調査の結果も掲載されている。