カシオ計算機は、人材マネジメントソリューション「Hito-Compass（ヒトコンパス）」にて、スキル管理システム「Hito-Compassキャリア」を提供すると発表した。同システムは、カシオヒューマンシステムズより、4月に発売する。
Hito-Compassキャリアでは、従業員のスキル情報を管理し、スキルの定量化や個人のキャリア育成を支援。一般的なスキルを網羅したスキル定義をプリセットし、従業員は選択することでスキルを入力できる。
収集されたスキルは、統一の定義で管理されるため、人事による活用も可能。スキル定義は企業ごとにアレンジができるため、業界業種問わず利用できるほか、スキル定義のアップデートもサポートする。
また、収集されたスキルとジョブを紐づけ、キャリアプランとして登録する機能も搭載し、従業員一人ひとりに合った教育計画の策定にも活用可能。加えて、経験情報などを基に最適な仕事を提案する「サジェスト機能」や、他者のスキルを閲覧し、自身のキャリア設計に役立てるなど、従業員自身も活用できる仕様になっているという。
なお、Hito-Compassでは、従業員のコミュニケーションを支援するサービスを今後拡張予定だとしている。
【関連記事】
・従業員のスキルを可視化し、人材育成・組織力向上を支援するソリューションを発表―日本オラクル
・「Talent Palette」が事務系職種向けに96種類のスキルテンプレートを提供開始
・「社員のスキルアップ」に取り組む企業は95.0％で最多は「社内研修の実施」―学情調べ
