コーレは、企業理念の浸透を促進するツール「SOMAL（ソマル）」を5月16日に無料でリリースした。
SOMALを利用することで、企業は「理念浸透を促す質問に答える→回答内容を全社員で共有する→回答内容を分析する→分析結果から施策を立てる」というサイクルを回す中で、社員への理念浸透を促せる。質問の回答内容は数値化でき、どの社員にどれだけ理念が浸透しているかを定量的に把握できる。Slack連携で導入が可能で、最短1週間で効果を実感できるという。
また、理念を体現した定性的なエピソードを社員同士が共有することで、周りの社員がどのように理念に沿った行動をしているのかを把握し合える。質問の回答内容は部門ごとに集計することもでき、理念浸透のレベルに応じて部門や社員へのアプローチを考えられるようになる。
同ツールのポイントは次の3つ。
1. 理念浸透をする発言や行動を、日常的に促進する仕組み
- 設定した頻度で理念の体現に関する質問が自動配信される
- 「理念体現度の自己評価」と「理念を体現したエピソード」の2種類の質問項目がある
- 初期設定のみで運用でき、運用工数がかからない
2. 理念浸透レベルの測定と分析ができ、理念に沿った事実を蓄積
- 社員ごとに理念浸透レベルの数値化がされる
- 部門ごとに理念浸透レベルの比較ができる
- どのように理念を体現したかのエピソードが可視化される
- 理念に沿った発言や行動が会社に蓄積される
- 期間や部門でソートして、手軽に集計できる
3. データ主導の組織人事施策に発展
- 定量データをもとにして、組織課題の分析ができる
- 定性データをもとにして、エモーショナルな組織文化を構築できる
- 理念浸透レベルにひもづいて、社内表彰制度を実施できる
- 理念浸透レベルに応じて、チームビルディングに活かせる
- 理念共感が強い人を選抜して分析して、新しく採用する人の基準をつくれる
今後は、ビジョン共感を重視するベンチャー企業への導入を中心に展開し、DXを掲げるエンタープライズへの導入も注力していく。
また、Slack以外のコミュニケーションツールとの連携やグローバル市場を目指した多言語対応も検討。浸透させる理念自体が固まっていない企業に対しては、理念のリニューアルもサポートしていくという。
そのほか、ビジョン共感型の求人サービスや、組織コンサルティング会社へのアライアンスも提案予定している。
同サービスの事前登録はこちら。
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