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障がい者雇用現場の課題解決へ 「ユニバーサルワーク研修 実務編」をミライロと提供—パーソルダイバース

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 パーソルダイバースとミライロは、障がい者雇用に取り組む企業に向けて、雇用現場で役立つコミュニケーション手法を学ぶオンライン研修プログラム「ユニバーサルワーク研修 実務編」を共同開発し、提供を開始した。

 ユニバーサルワーク研修とは、精神障がい者・発達障がい者と一緒に働くことを起点に、すべての人に共通するコミュニケーションやマナーを学ぶ研修。ユニバーサルマナー協会監修のもと、精神障がい者・発達障がい者を雇用するパーソルダイバースの雇用ノウハウと、ユニバーサルデザイン推進に取り組むミライロの知見を基に開発、提供している。

 今回提供を開始する「実務編」は、すでに障がい者雇用を進めている企業に向けて、雇用現場で役立つ実践的なコミュニケーション術や組織のあり方を伝える研修。障がい者が安心して働き活躍できる組織や環境、仕事づくりのポイントを踏まえ、障がいのある社員が直面する職場での困りごとや不安を具体化し、解決するためのコミュニケーション手法を学べる。主に、発信する側のコミュニケーションに重点を置き、“無意識のバイアス”や“決めつけ”による一方的なコミュニケーションにならない方法論や合理的配慮について学べるという。

 同研修の内容は障がい種別や障がい有無に関わらず、組織で働くすべての人の課題解決にも活用できるとしている。研修の一部内容は次図のとおり。

ユニバーサルワーク研修 実務編プログラム(環境整備のポイント)[画像クリックで拡大]

ユニバーサルワーク研修 実務編プログラム(環境整備のポイント)

[画像クリックで拡大]

ユニバーサルワーク研修 実務編プログラム(コミュニケーションワーク)[画像クリックで拡大]

ユニバーサルワーク研修 実務編プログラム(コミュニケーションワーク)

[画像クリックで拡大]

 同サービスの概要は次のとおり。

サービス名称 ユニバーサルワーク研修 実務編
提供

パーソルダイバース

ミライロ

対象

障がい者雇用に取り組む企業担当者

(人事担当者、雇用管理担当者など)

提供方法

オンライン
費用 5000円/名
主な内容

1回90分で、次の内容を座学とグループワークを通じて学ぶ。

基礎編を受講していない人も参加可能。

  • 障がい者雇用の考え方
    • 個人モデルと社会モデル
    • 社会に存在する4つの障壁と解消方法
    • 合理的配慮の提供
  • 障がいのある人が活躍する組織とは
    • やりがいを感じる組織
    • 業務パターンと切り出し方
    • 障がいのある方のキャリア
    • 環境整備のポイント
  • 活躍するために必要なコミュニケーション
    • 具体的なコミュニケーション手法
    •  コミュニケーション術の汎用事例
講師

パーソルダイバース 

(特例子会社として培った経験を基に、雇用計画から定着までの幅広い支援を実施しているコンサルタントが講師を務める)

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HRzine編集部(エイチアールジンヘンシュウブ)

労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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