マイナビは、20~50代の正社員2万766名と企業の中途採用担当者840名を対象に実施した「【正社員2万人に聞いた】残業に関する意識調査2026年」の結果を発表した。正社員の78.1%が現在の職場で「残業がある」と回答。現在の残業時間は月平均23.8時間で、理想の月平均14.1時間とは9.7時間の差があった。
残業がある人の1ヵ月当たりの残業時間は「1~5時間」が26.2%で最多。一方、「31時間以上」も19.4%にのぼり、約5人に1人が月31時間以上残業していた。年代別では50代が24.3時間で最も長く、40代(24.2時間)、30代(21.3時間)と続き、20代は17.9時間で最短。理想と実際の残業時間の差も、若い年代ほど小さい傾向がみられた。1ヵ月の平均勤務日数は20.3日、残業日数は月平均12.0日。
現在の残業時間に「満足している」は全体の48.3%。「残業なし(0時間)」では68.5%、「1~5時間」では56.2%と、残業時間が短い層ほど満足している割合が高い傾向がみられた。「31時間以上」でも25.9%が満足していると回答。残業に対する考え方は「業務が残っていても残業はしたくない」が52.0%、「業務のために残業はすべき」が48.0%で、ほぼ二分した。「残業時間は転職意欲と関係ない」は54.0%。残業時間が「以前より減った」は61.2%で、「増えた」の38.8%を上回った。
残業理由は「突然発生した残業」が41.0%で最多。「人手不足による残業」(39.0%)、「繁忙期などの事前に想定できていた残業」(37.2%)が続いた。ストレスを感じる残業理由でも「突然発生した残業」が61.3%で最多となり、次いで「上司・同僚など会社都合による残業」(56.0%)、「人手不足による残業」(55.7%)の順。「事前に想定できていた残業」は、ストレスを感じる残業理由としては比較的低い結果となった。
企業側では、残業時間削減に向けた取り組みを「実施している」が79.9%。取り組み内容は「業務の見直し・効率化」が56.3%で最も高く、「勤怠管理の強化」(44.9%)、「人員増員・採用強化」(43.8%)が続いた。
なお、同調査の調査期間は2026年10月1日~5日で、インターネット調査により実施。対象は、従業員数3名以上の企業に所属する全国の20~50代の正社員と、従業員数3名以上の企業で中途採用業務を担当する経営者・役員または会社員。
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HRzine編集部(エイチアールジンヘンシュウブ)
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