アクシスコンサルティングは、部下を持つ管理職・リーダー639名を対象に2026年9月に実施した「経営課題と人材・専門性に関する実態調査」の結果を発表した。2027年に向けた最重要経営課題の1位は「人材確保・育成」で19.2%。一方、最重要経営課題を具体的に挙げた回答者562名の61.9%が、その実行に「遅れ・未着手がある」と回答した。また、59.3%が人材・専門性不足によって経営課題の進捗が遅れていると答えた。
最重要経営課題は「人材確保・育成」に次いで、「生産性向上・業務改革」が15.6%、「既存事業の成長」が13.3%だった。
進捗状況の内訳は、「一部進んでいるが遅れがある」が37.5%、「ほとんど進んでいない」が19.2%、「着手していない」が5.2%。課題別に見ると、計画に遅れ・未着手がある割合は「人材確保・育成」を最重要課題とする層で69.1%に上った。「生産性向上・業務改革」では65.0%、「既存事業の成長」では64.7%だった。
人材・専門性不足が進捗に与える影響については、「大きく遅らせている」が12.2%、「ある程度遅らせている」が47.1%で、合計59.3%。
経営課題の実行に何らかの遅れがある回答者348名に、不足しているものを尋ねた。最多は「変革を推進するリーダー」で19.5%。次いで「高度な専門性を持つ人材」が15.5%、「事業開発・企画人材」が10.3%だった。
人材・専門性不足によって実際に遅れたり見送られたりした取り組みは、「顧客・案件の獲得」が33.2%で最多。「AI・DXの推進」が33.0%、「業務改革・生産性向上」が31.4%で続いた。
今後強化したい人材・組織への投資は、「人材育成・リスキリング」が32.9%で1位。「次世代リーダー育成」が28.2%、「中途採用」と「AI・DX人材の確保」がそれぞれ24.1%で続いた。
調査はインターネット調査で、期間は2026年9月18日~19日。対象は全国の20~60代の就業者のうち、課長級以上で1名以上の部下をマネジメントしている人。有効回答数は639名(男性550名、女性89名)で、設問により集計対象者数が異なる。
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