パーソルキャリアが運営する転職サービス「doda」は、「理想の社風とミスマッチの実態」に関する調査結果を発表した。社風がはたらきやすさや勤続意向に「影響する」と回答した人は72.2%。社風が合わないことを理由に転職を考えた経験を持つ人は57.2%で、約6割に上った。
なお、本調査での「社風」は、会社の制度やルールだけでは表せないはたらき方や組織の雰囲気、価値観などを指す。
調査概要
- 【対象者】20~59歳の男女
- 【雇用形態】正社員
- 【調査方法】利用調査サービス:QiQUMO
- 【実施期間】2026年8月24日
- 【有効回答数】1500件
社風がはたらきやすさや長くはたらき続けたいという思いに「影響する」と答えた人を年代別に見ると、40代が76.7%、50代が76.5%で、ほかの年代より高かった。
社風が合わないことを理由に転職を考えた経験の内訳は、「転職を考え、実際に転職したことがある」が20.2%、「現在、転職を考えている」が16.7%、「過去に転職を考えたが、転職はしなかった」が20.3%だった。
理想の社風については、相反する2つの価値観を提示し、どちらにどの程度近いかを段階的に回答してもらった。
組織文化では、「フラットな文化」を理想とする人が42.2%だった。「役職・年次を尊重する文化」(21.0%)の約2倍にあたる。すべての年代で「フラットな文化」が「役職・年次を尊重する文化」を上回り、年代別では50代が44.5%で最も高かった。
変化への向き合い方では、確立された方法で着実に進める「安定重視」が46.1%だった。常に変化や新しい取り組みを歓迎する「挑戦重視」(20.6%)を上回り、「どちらともいえない」は33.3%。すべての年代で「安定重視」が「挑戦重視」を上回った。特に40代(50.8%)と50代(49.4%)では、約半数が「安定重視」を選んだ。
仕事の進め方・スピード感では、「慎重に検討してから進める」が36.9%で、「まずは試してみる」(28.9%)を上回った。「どちらともいえない」は34.3%。すべての年代で「慎重に検討してから進める」が「まずは試してみる」を上回った。一方で、年代が上がるほど「まずは試してみる」を支持する人の割合が高まる傾向も見られた。
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