レバテックは、2026年7月に実施した、生成AI普及に伴うITエンジニア採用市場の実態調査の結果を発表した。AI普及の影響で半数以上の企業がITエンジニアの採用数を増やし、6割以上が採用難易度の上昇を実感。内定時の提示年収が「上がった」とする企業は47.7%に上った。調査対象は、IT/システム担当者の採用・人的リソース調達に関わっている553名。
AI普及の影響によるITエンジニアの採用数の変動については、「増やした」(16.5%)と「やや増やした」(34.7%)の合計が半数以上。増やした理由は「AI関連の開発・導入プロジェクトが増加したから」(30.7%)が最多で、「AIを活用した新規事業・新サービスの立ち上げが増えたから」(30.0%)、「AI活用を推進できるエンジニアの確保を強化しているから」(18.0%)が続いた。
採用難易度の変化については、「上がったと思う」(29.3%)と「やや上がったと思う」(37.1%)の合計が6割以上。理由は「AI時代に求められるスキル要件が複雑化・高度化したから」(39.5%)が最多で、「AIを使いこなせる高度な人材への需要が高まり、採用競争が激化したから」(37.6%)、「AI活用経験の有無など、評価すべき項目が増えたから」(10.9%)の順。
内定時の提示年収は、「上がった」が47.7%で、「下がった」(2.7%)の17倍以上。上昇額は「20万~30万円未満」(22.7%)が最も多い一方、「50万~100万円未満」(13.6%)と「100万円以上」(8.3%)の合計は2割超。
AIの影響により市場全体で求められるスキル水準が特に上がったと感じる職種は、「セキュリティエンジニア」(41.6%)が1位。業態別では、非IT関連の事業会社で「セキュリティエンジニア」が最も高い割合となり、システム開発関連会社では「セキュリティエンジニア」と「クラウドエンジニア」とする回答が目立った。
調査はインターネット調査で、2026年7月14日~22日に実施。
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