現行の日程ルールは5年目を迎える今年、夏に東京オリンピックを控えての動きや、20卒採用の選考終了状況についても尋ねている。調査期間は2020年1月27日~2月5日で、回答社数は1317社。
今回の調査からは、主に以下のような傾向が見られるとディスコは伝えている。詳細な結果はPDF形式で配布している(ダウンロード)。
- 2021年3月卒業予定者の採用見込み
- 「増加」22.2%、「増減なし」60.1%、「減少」10.7%。増加傾向維持。
- 採用活動のスタンス
- 「採用予定人数の確保より学生の質を優先」77.8%、「人数の確保優先」22.2%。
- 自社の採用活動の見通し(難易度)
- 「やや厳しくなる」が最多(45.1%)。「非常に厳しくなる」は減少(48.6%→32.4%)。
- 採用活動の開始予定時期
- 面接開始のピークは「3月中旬」へと前倒し。早期の内定出しが増える見込み。
- 2021年卒採用のテーマ
- 「母集団の拡大」「プレ期のアプローチ・つなぎとめ」「採用重点層への訴求」の順。
- 3月より前に実施した企業広報
- 今期も9割超が3月より前に企業広報を実施。プレ期広報が過熱。
- インターンシップ実施状況
- 今年度実施企業は77.2%。実施時期は2月が最多も、夏季(8月、9月)の増加が目立つ。
- 東京オリンピック・パラリンピックの影響
- 本社所在地により差。東京の企業では2021卒採用を「開催期間を避け早めに実施」3割強。
- 2020年3月卒業予定者の選考終了状況
- 選考終了企業は82.4%。前年同期(81.8%)をやや上回る。充足率の平均は82.7%。