いまだ終息が見えない新型コロナウィルスの感染拡大。多くの企業でテレワークが継続されるでしょう。問題は仕事を抱え込み長時間労働になったり、トラブルをさっと相談できなかったりして、自分ひとりで苦しむケースがあることです。オフィスであれば様子がおかしいと上長や同僚が気づいてくれることもありますが、テレワークではそれがありません。今回は、そうしたテレワーク特有の問題とその予防策について解説します。
周囲も自分も気づけない「サイレントうつ」
「サイレントうつ」という言葉を聞いたことがありますか。「テレワークうつは聞いたことがあるけど、『サイレントうつ』ってなんだろう」という方に向けて、本稿では、その原因と予防策について私の体験談も踏まえながらお伝えします。
テレワークという働き方には「場所や時間に縛られず働ける」「通期時間がないのでストレスが減る」など、さまざまなメリットがあります。しかし、それと同時にテレワークならではの心身への不調も出ることがあるのです。アイ・タップが実施したアンケートでは「リモートワーク前と後での健康面の変化はありましたか」という質問に対し、52.17%の方が「悪い」と回答しています。
[画像クリックで拡大表示]
私自身も身体的な面でいえば、頚椎椎間板ヘルニアや前髪が薄くなってしまったなどの目に見えた不調がありました。
テレワークはこうした身体面だけでなく、目に見えないメンタル面の不調も引き起こすことがあります。その一つがサイレントうつです。サイレントうつはテレワークという周囲に人が少ない状態で起き、周囲の人も自分もなかなか気づかないという特徴があります。
「在宅で仕事をすることで、長時間勤務になった」
「誰ともコミュニケーションをとらず、孤独感を感じている」
「仕事による極度のストレス」
「新型コロナウィルスを過敏に意識することによるストレス」
「突然のニューノーマルへの移行によって心がついてこない」
といった心理・環境がサイレントうつを引き起こします。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
小澤 美佳(コザワ ミカ)
2008年に株式会社リクルートに入社。中途・新卒採用領域の営業・マネージャーを経て、リクナビ副編集長として全国の大学でキャリア・就職支援の講演を多数実施。大手からベンチャーまで幅広い企業のHR支援に携わり、採用・定着・育成・インナーブランディングなどに精通。2019年にITベンチャーへ転職し、広報部署を立ち上げ、メディア露出やSNS活用を通じて採用強化に貢献。2023年、兼業で株式会社令和PRを設立し、経営戦略に寄り添うPR...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

