エンジニアとしての基礎能力が分かるスキルアセスメント「SEスキル検定」
ここまで、エンジニア人材に求められるテクニカルスキルと自走力スキルのアセスメント方法について紹介してきた。エンジニア人材の育成にはアセスメントが重要であるとはいえ、「自社でどう取り組めばよいのか分からない」という人事担当者も少なくないのではないか。そのような人に向けてギブリーが提供しているのが、エンジニアスキルを網羅的にアセスメントできる「SEスキル検定」だ。SEスキル検定には、難易度の異なる2種類がある。
このSEスキル検定は、基本情報技術者試験にはない実装問題により、コーディングスキルまで測れるのが最大の特徴である。対応言語はC・C++・C#・Java・Python・PHP・Rubyなど15言語以上。いつでもどこでも受験でき、採点結果もすぐに分かるため、手軽に導入できる利点もある。研修の効果測定や人事データとしての活用に最適化されているため、人的資本経営においても一役買ってくれるだろう。
SEスキル検定は、受験者数の上限なし、初回完全無料で受験できる。自社のエンジニア人材の現状を把握して、他社や他業界の結果と比較してみることで、次の採用計画や育成計画に活かせるはずだ。
さらにギブリーでは、エンジニアの育成プランの設計から、研修の運営、振り返りの効果測定までを網羅したHRプラットフォーム「Track」も提供している。「企業ごとにカスタマイズしたエンジニア研修のほか、単元別に参加できるオープン型のエンジニア研修も用意しています。スキルアセスメントと研修の掛け合わせで、より高い学習効果を手に入れていただければ」と語り、森氏はセッションを締めくくった。