リアルタイムで成果を分析できるCoachHub
これまで可視化が難しいとされてきた、コーチングによる学びの成果。「コーチング体験」と「コーチングによる行動変容」の測定により可能になることは分かったが、企業がこれらを測定するのは簡単ではない。そこで大塚氏は、CoachHubが提供するコーチングの成果をリアルタイムで分析できるツールを紹介した。
「『CoachHub Insights』では、プログラムの管理者や人事担当者向けに、コーチングによる行動変容と体験を測定する指標が網羅されており、リアルタイムでのデータ管理が可能です。また、高い機密性を保ちながらデータ分析を実現でき、かつプログラム運営では手間がかからず利用できる仕組みが整っています」(大塚氏)
富士通とプロテリアルがグローバル規模で導入
大塚氏は最後に、2社の導入事例を紹介した。まず1社目の富士通は、グローバルの組織変革の一環として、新しいリーダーシップ開発の取り組みにコーチングを導入。拠点を問わずに世界中からコーチングを受けられる環境を構築し、延べ200名以上の従業員が参加したという。その結果、キャリアの主体性を強化し、新たな視点でリーダーシップに挑戦するといった成果につながっている。
2社目はプロテリアルだ。同社は、日立金属から社名を変更し、組織変革を進める中で次世代のリーダー育成のためにコーチングを導入した。海外への出向者や海外の人材を含め、自ら手を挙げたリーダーたちが活用し、リーダーシップの育成を実現している。
大塚氏は、CoachHubは従来のエグゼクティブコーチングから、デジタルやオンラインを活用したミドルマネジメントや次世代リーダー向けのコーチングへと範囲を広げていることに言及。次のステップとして、AIをコーチングプロセスに活用するなど、新たなテクノロジーの取り組みに注力しつつ、これからも「すべての働く人にコーチを」というミッションの実現を目指したいと語り、セッションを締めくくった。
個別化したリーダー育成施策と効果測定の両立に悩む企業におすすめ!
CoachHubは、すべての従業員に対してパーソナライズされ、効果測定可能で拡張性のあるコーチングプログラムを組織に合わせて構築できる、グローバルなデジタルコーチングプラットフォームです。6大陸90か国、3500名の認定ビジネスコーチとともに80以上の言語で世界1000社にコーチングセッションを提供しています。
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