厚生労働省が発表した7月の有効求人倍率は1.24倍と売り手市場が続く日本。企業の人手不足は慢性的な課題となっている。そこで、新たな採用手法として注目されているのがSNSを使った採用活動だ。しかし、採用担当者の「運用方法が分からない」「企業アカウントのフォロワーが伸びず、続かない」といった悩みは尽きず、効果的に活用できている企業は少ないのが現状である。しかし、SNS採用マーケティング「エアリク」を展開するリソースクリエイションの髙田桂太郎氏によると、採用を目的とした企業のSNS活用は、いくつかのポイントを押さえるだけで効果が生まれやすいという。本稿では、採用活動においてSNS活用が有効な理由や効果が出やすいSNSプラットフォーム、採用につながるSNSの運用方法などを髙田氏に解説いただく。
採用活動でSNSを活用するメリット
現在の採用市場は売り手市場が続いており、企業は求人を出して待っているだけでは採用がうまくいかない現状がある。そのような中で、近年では「SNS就活」という言葉が一般的になったように、学生・企業ともにSNSを活用する機会が増えている。
弊社が実施した25卒の学生575名を対象としたアンケートでも、約9割が「企業のSNSアカウントは必要だ」と回答し、企業アカウントの重要性は高いことが伺える。

必要な理由としては、「社風が伝わりやすいから」という意見や「より手軽に欲しい情報を入手できるため」といった声が寄せられた。
このように、就活中にリアルな企業の雰囲気を知りたいと思っている求職者は多い。アンケートでも、「選考に進むうえで何を最重要視しますか?」という質問に対して、「給与」「福利厚生」を差し置いて「会社の雰囲気」が回答の半数以上を占めた。

一方で、会社の雰囲気を求職者に伝えるには、従来の採用手法である求人媒体や、企業のホームページ、採用サイトなどでは限界がある。それらは、型にはめた情報やつくりこんだ情報が多く、会社のリアルな雰囲気が伝わりづらいからだ。
そこで重要なのが、SNSを活用して他社との違いを打ち出すことである。SNSでは、企業の日常やオフィスの様子、社員の働き方や文化をリアルタイムで発信でき、文字や静止画だけでは伝えきれない「生きた情報」を求職者へ伝えられるのだ。
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髙田 桂太郎(タカダ ケイタロウ)
株式会社リソースクリエイション 代表取締役
1985年東京生まれ。2015年4月1日に株式会社リソースクリエイションを設立し代表取締役に就任。1,000社以上の採用コンサルティングを担当。長年築き上げた採用に関するノウハウを生かして、SNS採用マーケティング「エアリク」を展開。自社のSNS総フォロワー数は100万人超え、...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

