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HRzine Day 2025 Winter セッションレポート | #9

いつまでも“待ち”ではいられない! AI/生成AIを人事が現実的に導入するには?

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 人事の世界でもAI/生成AIの先行活用が始まっているが、運用課題やリスク管理を踏まえて、自社ではどう取り入れればよいのかと思案している担当者も多いのではないか。そのような中、オンラインイベント「HRzine Day 2025 Winter」には、『HRDXの教科書 - デジタル時代の人事戦略』(日本能率協会マネジメントセンター:共著)の著者でもあるEYストラテジー・アンド・コンサルティング 鵜澤慎一郎氏が登壇。グローバルトレンドも交えながら、日本企業の現実的なAI/生成AIとの向き合い方を解説した。

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AI/生成AIの最新トレンドと人事分野における活用動向

 生成AIは驚異的な速さで進化を続けており、今後、その導入率は指数関数的に伸びていくだろうと数多くのシンクタンクが予測している。これまで試行錯誤しながらトライアル導入していたところから、いよいよ本格的な業務変革が始まるのだ。

[画像クリックで拡大表示]

 そこで人事担当者が気になるのは、人事業務の高度化や効率化だけにとどまらない。社内のあらゆる部門で、人から生成AIへと定型業務の実行者が置き換わっていく中で、人材の再配置やリスキリングなど、新たに考慮すべきことが多々発生するからである。

 とはいえ、生成AI市場の急成長の予測に反し、生成AIプロジェクトの3分の1が2025年までに中止されるのではないかというガートナーの調査もある。生成AIに対して大きな期待を抱いていたが、「実際にやってみたらPoCから先に進まない」「投資した額に対して、なかなかリターンが感じられない」という声が各社から上がったことから、停滞期もしくは失望期ともいえるムードが漂いはじめた。

 「だからといって、AI/生成AIがブームで終わるわけではない。一時の停滞期・失望期を抜けた先を見据え、うまく活用していくことが重要だ」(鵜澤氏)

鵜澤 慎一郎氏

鵜澤 慎一郎(うざわ しんいちろう)氏

EY Asia-Pacific 兼 EY Japan ピープル・コンサルティングリーダー、EYストラテジー・ アンド・コンサルティング株式会社 パートナー、京都大学 経営管理大学院特命教授、ビジネス・ブレークスルー大学大学院 客員教授

EYのAsia-Pacificエリアとジャパンリージョンのピープル・コンサルティングリーダーを務める。事業会社およびコンサルティング会社で25年以上の人事変革経験を持ち、専門領域は人事戦略策定、HRトランスフォーメーション、チェンジマネジメント、デジタル人事。グローバルトップコンサルティングファームのHR Transformation 事業責任者やアジアパシフィック7カ国のHRコンサルティング推進責任者経験を経て、2017年4月より現職。主な著書に「HRDXの教科書 - デジタル時代の人事戦略」(日本能率協会マネジメントセンター:共著)、「人的資本経営と情報開示 先進事例と実践」(清文社:共著)など。

 では、人事分野で生成AIの活用が進んでいくのは、どのような業務領域だろうか。

 鵜澤氏は、「実は人事分野で生成AI活用が活発になっている領域とそうでない領域は二極化している」としたうえで、生成AIが人事分野で新たな機会をもたらすのは、「採用・オンボーディング」「研修」「エンゲージメント」の3領域だろうと説く。

 次に、3つの領域のうち「採用」と「エンゲージメント」におけるグローバルでのAI/生成AI活用事例を見ていく。

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この記事の著者

野本 纏花(ノモト マドカ)

フリーライター。IT系企業のマーケティング担当を経て2010年8月からMarkeZine(翔泳社)にてライター業を開始。2011年1月からWriting&Marketing Company 518Lab(コトバラボ)として独立。共著に『ひとつ上のFacebookマネジメント術~情報収集・人脈づくり・...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

北浦 汐見(キタウラ シオミ)

都内のスタジオに勤務後独立。ポートレート、取材、料理撮影等、都内を中心に活動中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://hrzine.jp/article/detail/6536 2025/04/16 08:00

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