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実践! 返信をもらえるエンジニア向けスカウトメールの書き方《後編》

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 今日では一般的となったダイレクトリクルーティング。その主要な手法であるスカウトメールには「準備」と「執筆」という2つのプロセスがあります。前編では準備プロセスを紹介しましたが、後編となる本記事では執筆プロセスについて紹介します。ポイントは「パーソナライズ」です。

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準備プロセスの重要性とスカウトメールへの反映

 執筆プロセスでは、文章表現などのテクニックを中心に解説します。あくまでテクニックであるため、前提として前編で紹介した採用要件定義について理解し実践しておくことが重要です。

準備プロセスで行う採用要件定義について理解し実践するべきこと
準備プロセスで行う採用要件定義について理解し実践するべきこと

 これらが実践できていなければ、スカウトメールにいくら時間をかけても効果的な文章は書けません。逆をいえば、準備さえしっかりとできていれば、スカウトメールの執筆自体はそう困難なことではありません。今すぐにでもスカウトメールを送りたいという方にはつらいかもしれませんが、当たり前のようなこの順序を徹底することが効果的なスカウトメールには必要不可欠です。

スカウトメールにパーソナライズが重要な理由

 効果的なスカウトメールの執筆では、候補者に自社に対して興味・関心・好意を持ってもらえるような文章を作成することが重要です。そのために必要なのは、候補者それぞれに合わせたパーソナライズです。

 今日では、同じ文章を一括で複数の候補者に送信するいわゆる「バラマキメール」は好まれません。マーケティング領域では、すでに数年前からメールの一斉送信ではなく、ステップメールなどの個別に最適化(パーソナライズ)されたマーケティングメールを使うことが一般的です。

 ここ2〜3年で、採用領域でも個別にパーソナライズした文章が最大効果をもたらすということが一般的な認識となりました。なぜパーソナライズすることが最大効果につながるのか。2つの主な要因をピックアップして解説します。

返信率が大きく変わるから

 パーソナライズされたスカウトメールを送信した場合とそうでない場合では、返信率に大きな差があります。一般的な採用サービスでバラマキメールによるスカウトを行った場合、返信率は数%です。1%以下まで低下することもあります。

 一方、弊社が運営するエンジニアのヘッドハンティングサービス「LAPRAS SCOUT」で送信された、パーソナライズが十分なスカウトメールの返信率は平均25%です。もちろん、LAPRAS SCOUTを使ってもパーソナライズされていないバラマキメールを送った場合は返信率は限りなく低くなります。サービスリリース当時に誤ってパーソナライズされていないメールが20件送信されてしまう事象が起こったのですが、それまで25%あった返信も、その20件に関しては1つもありませんでした。

 これは極端な例ですが、返信率が数倍から数十倍異なるのは間違いありませんから、工数をかけてでもパーソナライズすることがスカウトメールには不可欠です。

候補者の母集団には限りがあるから

 あるダイレクトリクルーティングサービスの利用を打ち切って、他社のダイレクトリクルーティングサービスへ移行する企業があります。その理由の多くは「アプローチする母集団が尽きたから」というものです。しかし、これには問題がある場合が少なくありません。

 エンジニアの求人倍率は高まり、売り手市場が加速しています。そもそもエンジニアの数は足りていません。それなのに、自社にマッチする限られた候補者に対してバラマキメールを送って数人とだけつながり、残りの大多数とは縁を切って次のダイレクトリクルーティングサービスへ移る、いわば焼畑農業のようなやり方をする。これでは、候補者数がどんどん少なくなり、自社の首を自社で絞めることとなります。

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この記事の著者

伊藤 哲弥(イトウ テツヤ)

2012年に入社したソーシャルワイヤー株式会社にて、企業のPRサポートサービスを提供する@Press事業を副事業部長として統括。またセミナー・イベントの開催や登壇、メディアへの記事寄稿を行う。2015年には東京証券取引所マザーズ市場への新規株式公開を経験。2017年8月にLAPRAS株式会社に参画。...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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