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HRzine Day 2024 Summer

2024年7月25日(木)10:30~17:30

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HRzine Day 2024 Summer セッションレポート | #4(AD)

あらゆる人材データを集約・活用できるタレントパレット そのタレントマネジメント支援の方法と実力とは

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 人材データを採用や育成、配置などに活用する「タレントマネジメント」が注目されている。先進的な企業では、タレントマネジメントにより社員のスキルや能力に合わせた人事施策を実践。事業の成長にもつなげているという。そうした企業はタレントマネジメントをどのように行っているのだろうか。そのためにシステムに求める機能とは。本稿では、タレントマネジメントシステム「タレントパレット」を展開する株式会社プラスアルファ・コンサルティングの望月一矢氏が、イベント「HRzine Day 2024 Summer」において、この点に関して解説したセッションの模様をお届けする。

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「経営戦略を起点に人材活用を考える」という新しい潮流が到来

 世の中のデータの可視化と、その活用に欠かせないクラウドサービスを自社開発で提供し、コンサルティングとともに事業を展開してきたプラスアルファ・コンサルティング。マーケティングやカスタマーサクセスなどの領域で顧客情報を分析し、それらを売上向上や品質・サービス改善などに役立ててきたが、7年前から人事領域にも進出し、「タレントパレット」をリリースした。

 望月氏は、「人事は単に業務としてではなく、人事戦略を実行することで組織のパフォーマンスを最大化することがミッション。そのためには、データを管理するだけでなく、社員のスキルや業務経験、将来目指すキャリアなどを『人材情報』として定義し、戦略的な最適配置や教育・育成、離職の防止、採用の高度化などに役立てていく必要がある」と語る。

望月 一矢氏

望月 一矢(もちづき かずや)氏

株式会社プラスアルファ・コンサルティング タレントパレット事業部 副事業部長

2018年に株式会社プラスアルファ・コンサルティングに入社し、マーケティング領域のテキストマイニングシステム「見える化エンジン」にて「顧客の声」を分析し、様々な企業のCS向上を支援。現在は人事領域の「タレントパレット」において副事業部長として、HR業界初のマーケティング視点を取り入れた科学的人事戦略を推進中。タレントマネジメントの新しい可能性を探求し、組織の成長と成功に貢献することに情熱を注ぐ。

 つまり、適材適所による人材配置やリスキリング、エンゲージメント向上によって、社員のパフォーマンスを最大化することに加え、「経営戦略を起点として人的資本や人材活用を考える」という新しい潮流が到来しており、「適所適材」、場合によっては「適時適量」で人材戦略を考える必要が生じているというわけだ。また、そうしたことを実践する施策として「ポジションマネジメント」、さらに後継者の育成という観点で「サクセッションプラン」といったキーワードを耳にすることも増えている。

 実際、3000社を超えるタレントパレットの導入企業では、たとえばメーカーの場合、技術者の力量やスキルの定量的把握が実施され、「5〜10年後の競争力の確保」を重要な経営課題としている。また多店舗で展開している流通・小売サービスなどの企業は、拠点が多いために社員同士の顔が見えず、思いを共有することなく、気づいたら離職率が上がっていたということから、「社員のエンゲージメントや満足度を高めたい」「多くの拠点について戦略的に最適配置を行いたい」という相談が増えている。それ以外にも、属人的人事だけではなくデータを武器とした「科学的人事」「人的資本経営」「ジョブ型シフト」「リスキリング」といったキーワードで相談が寄せられているという。

 ただし、課題や優先度はさまざま異なるとはいえ、人材データの活用ステップの“初期”ではある程度共通している。その最たるものが、「人材データが部分最適的に存在しており、横断的に活用できない」というものだ。たしかに各業務の効率化には寄与するが、全社的な「戦略的人事」を実践するためにはバラバラのデータを見ていても、意思決定の精度は上がらない。

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 たとえば、評価と勤怠のデータを掛け合わせれば、「生産性が高い=ハイパフォーマー」を見極められる。研修受講と営業のデータをかけ合わせれば、「学習が成果に結び付いているか」を把握できる。

 そこで、タレントマネジメントのあるべき姿として、望月氏は「従来データやシステムの壁が取り払われ、社員IDですべての情報がひも付いていること」を挙げ、「性質の異なるデータを掛け合わせて可視化できること、採用から入社後の業務経験や教育、評価を時系列で捉えられることが、情報活用基盤の要件となる」と示した。

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人事情報を統合・分析し意思決定に活かす「人事情報活用基盤」

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この記事の著者

伊藤 真美(イトウ マミ)

エディター&ライター。児童書、雑誌や書籍、企業出版物、PRやプロモーションツールの制作などを経て独立。ライティング、コンテンツディレクションの他、広報PR・マーケティングのプランニングも行なう。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

北浦 汐見(キタウラ シオミ)

都内のスタジオに勤務後独立。ポートレート、取材、料理撮影等、都内を中心に活動中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社プラスアルファ・コンサルティング

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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