ギブリーは、セキュアサイクルと共同で「サイバーセキュリティスキル標準 2026」を2026年10月9日に公開した。AI時代に求められるサイバーセキュリティ人材のスキルを体系化したもので、併せて次の3つの提供を開始する。
- 同標準に準拠したスキルアセスメント
- 74講座・10パッケージからなる研修ラインナップ
- セキュリティ戦略から逆算して組織体制と育成ロードマップを策定するコンサルティング
同標準の対象は、全社員向けの基礎から、情報システム部門や事業部門の担当者、セキュリティマネジメント、経営層、セキュリティ専門職までと幅広く設定。これらを10のスキルカテゴリー・100項目で定義し、7段階のレベルで到達水準を示す。組織全体の現在地と育成課題を1枚で把握できる。
全100項目のうち24項目は、AI時代固有の観点としてタグ付けした。区分は、米NISTが策定を進める「Cyber AI Profile」の3つのフォーカスエリアに対応する次の3つ。
- Security for AI(AIシステムを守る)
- AI for Security(AIでセキュリティ業務を高度化する)
- AI脅威対応(AIを用いた攻撃に備える)
策定にあたっては、米NIST NICE Framework、欧州ENISA ECSF、SFIA 9、IPAデジタルスキル標準 ver.2.0などを参照した。各項目には対応する外部標準を明示しており、既存の枠組みで人材定義を行っている企業も本標準と対応付けて利用できる。
アセスメントも提供。スキル標準の10カテゴリーをそのまま出題単位とする。研修の全講座も、同じカテゴリー・レベル・AI観点に対応付けた。アセスメントで課題を把握し、該当する研修を選び、受講後に再評価するまでを一貫して運用できる。
また同標準は、単体のスキル一覧としてではなく、経営の戦略から現場の育成までをつなぐ共通言語として設計しているといい。次図の流れで、組織に必要なセキュリティ人材を包括的に強化する支援を提供する。
研修ラインナップは、同社が2017年より提供してきた研修・講演・演習(累計実績73件)を10カテゴリーに対応させて再体系化。代表的なパッケージは次のとおり。
- 全従業員向け 情報セキュリティ基礎パッケージ
- インシデント対応机上演習(TTX)シリーズ
- セキュリティ管轄者育成研修(6ヶ月・伴走型)
- セキュリティエンジニア養成 長期技術研修(8分野・54日間)
想定用途の1つとして、専門組織の育成・採用を進める企業での活用がある。セキュリティ部門と人事部門が共通の基準で学習課題を確認し、役割に応じた研修を選ぶ。
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HRzine編集部(エイチアールジンヘンシュウブ)
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