リクルートの研究機関「就職みらい研究所」は、同研究所学生調査モニターの大学生、大学院生を対象に、「就職プロセス調査」を実施した。
内定取得者のうち、6月以降も活動を継続する学生が6割超
5月15日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率は78.1%と、前年同月と比べて6.0ポイント増加した。内定率を地域別で見ると、「近畿」が83.7%と最も高く、13.0ポイント増加している。次いで、「関東」が79.3%と2.2ポイント増加、「中部」が77.1%と4.4ポイント増加、「その他地域」が71.4%と9.7ポイント増加と続き、全体的に高い数値となった。
また、就職活動実施率は、全体で49.4%、内定取得者に絞って見ると38.3%となっている。内定取得者の今後の活動の終了と継続の意向を見ると、「今月中に就職活動を終了しようと思う」は24.4%、「来月中に就職活動を終了しようと思う」は43.7%、「来月以降も就職活動を継続しようと思う」は18.9%、「まだ決めていない、分からない」は13.0%となり、6月以降も就職活動を継続する予定の学生が6割を超える結果となった。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:2025年卒業予定の大学生および大学院生に対して、「リクナビ2025」にて調査モニターを募集し、モニターに登録した学生3940人(内訳:大学生3079人、大学院生861人)
- 有効回答数:大学生942人、大学院生370人
- 調査実施期間:2024年5月15日~20日
- 調査機関:就職みらい研究所
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