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生理休暇の利用経験者は約1割 職場の理解は感じつつも「通常の有給を消化している」の声—Job総研調べ

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 ライボの調査機関「Job総研」は、828人の社会人男女を対象に「2023年 生理休暇の実態調査」を実施した。

 調査の概要は次のとおり。

  • 調査対象者:現在職を持つすべての社会人、JobQ Town登録者
  • 調査条件:全国/男女/20~50代
  • 調査期間:2023年6月7日~6月12日
  • 有効回答数:828人(男性500名、女性328名)
  • 調査方法:インターネット調査

生理休暇の利用経験は約9割が「ない」

 まず、生理による体調不良について職場理解を聞くと、「とてもあると思う」8.9%、「あると思う」27.9%、「どちらかといえばあると思う」38.2%を合算した75.0%が「理解がある」と回答した。「理解がない」25.0%の内訳は、「全くないと思う」4.8%、「ないと思う」8.7%、「どちらかといえばないと思う」11.5%であった。

 また、女性回答者全体の328人に生理休暇の利用経験を聞くと、「ない」が87.2%で、「ある」が12.8%であった。

休暇を取る症状は「鎮痛剤を飲んでも痛みがあり時々休息する」が最多

 回答者全体の828人に生理休暇を利用する「症状のレベル」を聞くと、「レベル3」が53.7%で最多回答になり、次いで「レベル4」が20.3%、「レベル2」が17.3%で上位3つの回答結果になった。

 なお、同調査による生理の症状レベルは次のとおり。

  • レベル1 鎮痛剤を飲まなくてもふだん通り生活できる
  • レベル2 鎮痛剤を飲むと活動ができる
  • レベル3 鎮痛剤を飲んでも痛みがあり時々休息する
  • レベル4 鎮痛剤が効かず横になる必要がある
  • レベル5 鎮痛剤が効かずふだん通りの生活が困難

 男女別にみていくと、「レベル3」の回答は男性が59.0%に対して女性の回答は46.3%、「レベル4」の回答は男性が12.2%に対して女性は32.3%と、生理による体調不良が原因で休暇をとるレベルは、男性が思う症状レベルよりも女性のほうが高い結果となった。

約7割が生理休暇の名称が原因で取得のしづらさを感じている

 生理休暇の取得経験があると回答した42人に取得の際の申請先を聞くと、「男性上司」の76.2%が最多であった、次いで「女性上司」が35.7%、「その他」が16.8%と続いた。

 また、申請先が異性だった場合の意識を聞くと、「とても申請がしづらい」11.9%、「申請がしづらい」16.7%、「どちらかといえば申請がしづらい」33.3%を合算した61.9%が「申請しづらい」と回答した。

 次に、女性回答者全体の328人に「生理休暇」という名称と休暇取得の関連性を聞くと、名称による取得のしづらさが「とてもある」27.1%、「ある」25.0%、「どちらかといえばある」25.0%を合算した77.1%が名称による取得のしづらさがあると回答した。

 「生理休暇」という名称以外になる場合、取得への意識変化を聞くと、生理休暇と悟られない名称であれば「とても利用したい」24.9%、「利用したい」32.4%、「どちらかといえば利用したい」39.9%を合算した97.2%が「利用したい」と回答した。

 回答者から寄せられたコメントは次のとおり。

  • 在宅で対応できるが、オフィス出社だと気を遣って無理をしてしまう
  • 生理による休暇と報告したことはないけど、実際は休みを取りたいレベル
  • 生理による体調不良はある程度我慢しているけれど休暇を理解する社会になってほしい
  • 生理休暇に限らず日本人は「休む」ということの理解が社会全体で進めばよいと思う
  • 生理であってもなくても「具合が悪いのなら無理せず休める」社会になってほしい
  • 上司が女性でも生理痛が軽い人だと理解が無いという話も聞く
  • 使っている人がいないので、ふつうに体調不良で通常の有給を消化しているのが現状

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労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

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