九州旅客鉄道(JR九州)のグループ企業であるJR博多シティは、2028年卒業予定者を対象とした新卒採用活動の1次面接で「選べる面接官制度」を本格導入すると発表した。学生が面接官候補の中から「話してみたい社員」を選べる制度で、同社が指定する一部の選考日程が対象。
同制度は、企業側が面接官を決める従来のスタイルではなく、学生が面接官候補のプロフィールを見たうえで、自身の関心や志向に応じて面接官を選べる仕組み。「誰と話すか」を学生自身が選ぶことで自然な対話を生み、相互理解の深化につなげることが狙い。
対象は2028年3月卒業予定の大学・大学院生など。面接官候補は、商業施設の開発・運営、店舗誘致、管理部門など4部署・計12名の予定。学生は採用マイページで面接官候補の所属・経歴・担当業務等を閲覧し、面接予約時に選択する。面接官の選択が選考結果に影響することはなく、評価は全面接官共通の基準で行う。
同社は2027年卒採用活動で同制度を試験導入しており、参加後アンケートでは96%が「満足」と回答。学生からは「自分が将来挑戦したい分野の経験がある社員と話をし、質問をすることで企業理解が深まった」「事前に面接官の情報を把握できたことで、聞きたいことを準備でき、面接に対する緊張や不安が軽減され、リラックスして面接に臨むことができた」といった声が寄せられたという。こうした反響を踏まえ、本格導入に至った。
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